「リリカ、人は、人を許してはじめて自分も許されるんだよ」
『愛をください』(2000.夏)のドラマで、
江口洋介扮する、長沢基次郎が
菅野美穂扮する、遠野リリカに言ったセリフ。
自分を捨てた父親を許せなくて苦しんでいるリリカに、
兄である基次郎がアドバイス。
人を許すという行為はけっこう大変。
許せないって思っても、ずっとつきあいは続いていく時など特に?
親、兄弟、親戚、上司、夫婦・・・など?
このセリフを思い出すと、
その行為に少し力を貸してくれる気がする。
自分だって必ずどこかで罪を犯してる。
だから自分のためにも人を許そう。
だけど注意が必要なのは、
許すことと、我慢することは違うということ。
一見、許したようで実は我慢しただけだと、
我慢は、必ずいつか爆発しちゃう。
許すことは、相手をそのままで受け入れる・・こと?
人は決して一人じゃ生きていけないし、
でも人はみんな違う価値観で生きているから、
ぶつかることもある。
だからお互いその度に許し許しあい、認め認め合って、
人間関係を作っていかなきゃ・・かな。